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御遠忌法要、奉告式

改修工事

   【宗祖親鸞聖人 七百五十回御遠忌法要
       ・記念事業本堂等改修事業奉告式にあたって】



 「伝統に学び、未来へつなぐ、今をきずく」というテーマのもと、平成二十六年六月十九日から四日間にわたり、真宗大谷派 旭川別院 宗祖親鸞聖人 七百五十回御遠忌法要が盛大に厳修され、それに先立って、記念事業として本堂等改修工事が実施されました。
 旭川別院は、明治二十三年、久教淵師が忠別太の地に本尊を安置し、布教活動を開始したことを濫觴とし、爾来百二十年有余年、数々の困難に遭いながらも、御門徒並びに崇敬寺院各位の懇篤なる志に支えられ、現在に至ります。大正九年に本堂落慶、宗祖親鸞聖人六百五十回御遠忌法要が厳修されましたので、百年の時を経、この度、本堂等改修工事と御遠忌法要が営まれたことになります。いま、改修と法要が完了したことで、多くの先達の歩みを訪ねて「伝統に学び、未来へつなぐ」という営みが成就したといえるでしょう、後は、「今をきづく」ことです。「未来へつなぐ」ために「今をきづく」ことが、この度の御修復と法要に縁を結んだ私たちの責務でありましょう。
 旭川別院を教化の中心、いよいよ念仏・聞法の道場として、「今をきずく」一歩を御門徒・崇敬寺院各位の皆様とともに歩んでいく所在です。