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旭川別院不正経理問題における再発防止策について

 

 旭川別院ご門徒並びに崇敬寺院の皆様をはじめ、多くの方々にご心配をお掛けいたしております。本山並びに教務所の御指導を頂きながら、院内にて慎重に議論を重ね、先般開催された院議会において、下記のとおり「再発防止策」を決議し、今後、輪番をはじめ職員、役員一丸となって信頼回復並びに再発防止に取り組んでまいります。

1 再発防止策の選定にあたり
 今回の不正経理問題は、院内における内部統制が全く機能されていなかったことが最大の原因であり、具体的な内容として、本山監査ならびに院内調査によって判明した点は下記のとおりである。
 
 ① 会計業務上における基本事項の欠落
 ② 別院の内部統制の問題
 ③ 監事制度の課題
 ④ 会計監査院による監査結果に基づく業務改善の不徹底
 ⑤ 別院会計システムを悪用した不正行為

 
2 再発防止策の要点
 ① 内部統制の強化
   支払用現金の取扱。現金管理体制。預貯金口座管理。
   月次チェック体制。
 ② 院内における監査体制の強化
   監事による監査の早期化を図り、検閲方法や実施時期の確立。
 ③ アウトソーシングの活用
   内部統制の補完を目的として、外部監査の導入。
 ④ 職員の意識改革
   事務体制の見直しと職員を対象として各種研修の実施。

 

以 上

 
 今回の事件は、別院に寄せられた浄財を横領した元職員の倫理意識の欠如が最大の原因であるが、それをチェックし得なかった組織のあり方や危機感の欠如、内部統制が機能していなかったことが原因の一つである。
 故に、別院再生のためには、上記の再発防止策の徹底が絶対条件である。そして、その前提には、輪番並びに全ての職員の意識改革が不可欠であることは論を俟たないが、旭川別院執行部である責任役員や院議会の全ての者が厳に自覚することによってのみ成立することを決して忘れません。

2019年5月29日 
真宗大谷派 旭川別院